イボ除去
イボ(疣贅)の治療
疣贅(いぼ)は、ヒトパピローマウイルス(HPV)の感染によって生じることが多い皮膚疾患です。
部位や大きさ、数、経過によって治療方針は変わりますので、まずは診察で状態を確認します。
当院の主な治療法
冷凍凝固術(液体窒素)
-196℃の液体窒素で患部を凍結し、いぼを治療します。一般的で、当院でも第一選択として行っています。
- 治療間隔:7日以上あけて実施(保険適用)
- 頻度の目安:1〜2週間に1回
- 間隔が空きすぎると、増殖により効果が下がることがあるため、定期的な通院をおすすめします。
痛みが心配な方へ(麻酔テープ)
痛みに弱い方には、麻酔テープをご用意しています。
施術の1時間前にご自宅で、いぼの大きさに切って貼付いただき、その後に冷凍凝固術を行うことも可能です。
※受付にて1枚150円で販売しています。
ヨクイニン内服(漢方)
古くからいぼに用いられる漢方で、ハトムギ由来の成分です。
外用治療(活性型ビタミンD3製剤・サリチル酸ワセリン)
表皮の角化細胞の増殖を抑え、皮膚の厚み(表皮肥厚)を改善する目的で使用します。
治療後の注意点
- 冷凍凝固術後に水ぶくれができることがありますが、多くは自然に吸収されます。つらい場合は絆創膏で保護し、再診時にお知らせください。
- いぼはウイルス性のため、自己処理で削ったり触ったりすると数が増え、悪化することがあります。できるだけ触らず、清潔を保つようにしてください。
完治までの目安
完治までの期間は数か月〜数年かかることが多く、部位・治療の進み具合・痛みの感じ方などで個人差があります。根気よく通院することが大切です。
よくある質問(Q&A)|イボ(疣贅)の治療
Q: イボは自然に治りますか?
小さなイボは自然に治ることもありますが、数か月〜数年かかる場合があります。放置すると数が増えたり、大きくなったりすることもあるため、早めの治療をおすすめしています。
Q: イボはうつりますか?
はい。イボはウイルス性(HPV)のため、触る・削る・引っ掻くなどの刺激で、周囲や他の部位に広がることがあります。自己処理はせず、清潔を保つことが大切です。
Q: 治療は痛いですか?
冷凍凝固術は一瞬チクっとした痛みを感じることがあります。痛みに弱い方やお子さまには、麻酔テープを使用することで痛みを軽減できます。
Q: 子どもでも治療できますか?
はい、お子さまの治療も可能です。年齢や痛みへの不安を考慮し、治療方法や強さを調整します。
Q: 何回くらい通院が必要ですか?
イボの大きさ・数・部位によって異なりますが、1〜2週間に1回の通院を数回〜数十回行うことがあります。
Q: 1回で治ることはありますか?
小さなイボであれば1回で改善する場合もありますが、多くの場合は複数回の治療が必要です。
Q: 治療後に水ぶくれができました。大丈夫ですか?
はい、多くは自然に吸収されます。痛みが強い場合や不安な場合は再診時にご相談ください。
Q: 市販薬で治せますか?
市販薬で改善することもありますが、悪化・拡大するケースもあるため、皮膚科での治療をおすすめします。
Q: 治療中に気をつけることはありますか?
イボを触らない・削らない、清潔を保つ、治療間隔を空けすぎないことが大切です。
Q: 保険は使えますか?
はい、イボの治療は保険診療となります。※麻酔テープは自費(1枚150円)です。
